[第9話]
見つけられなかった人はどうなるんだい?

あらすじ
ヒロシはポンコツ扱いされた。

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レイヤー先生の服装はコスプレです。

ダンジョンなどで宝箱を配置するとき、気をつけたいこと。
宝箱は、できるだけ分散して置きましょう。

例えば、そのダンジョンで宝箱に1000ゴールド入れたいなら、
500ゴールドずつに分けて2箇所に配置するとか。
そうじゃないと、0ゴールドまたは1000ゴールドの両極端なので、
見つけられなかった人がかわいそうですよね(T_T)

ヒロシくんみたいに、もはやプレイヤーさんに見つけてもらう気がない宝箱の配置は、悪意すら感じます。

それだけじゃなく、ダンジョンクリア後にいくら持っているか、
触れ幅が大きくなるので、作る側としても難易度調整がしづらくなります。
1000ゴールド持っているのを前提に、次の町の装備の値段設定したら、
実は宝箱取ってないので全然買えなかった、とか。

さて、この話はリスク分散という観点で、
実は経験値にも拡張できます。

ボスの経験値をやたら多くするのはやめましょう。
ボス戦で死んでいた仲間がかわいそうになります(T_T)

やたら多くってどれくらい?というのは難しい問題ですが、
個人的には、通常の戦闘の10倍を超えると多いと思います。

あまり少なくてもうれしさがないので、
5〜10倍くらいでいかがでしょう?
ザコ戦で手に入れた経験値も合わせて、ボス戦後にレベルが1上がると良い感じですよね。

さて、今回はリスク分散のお話でした。
うまくお宝や経験値を分散して、
多くの人に気持ちよくプレイしていただけるゲーム作りを目指しましょう。


え?じゃあ、すごい大金や装備品を宝箱に置いてはいけないのか、ですって?
必ず通る目立つ場所に配置してはいかがでしょうか。


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