2015年2月25日
針のない羅針盤
「LEVEL 9」のレビューをしていただきました!
システムからストーリーまで丁寧なご紹介、ありがとうございます。
ちなみに、針のない羅針盤では短編RPG「First Treasure」を公開されています。
単純な宝探しストーリー…では終わらない!
ひねりのきいた展開にご注目。
デュエデュエ(仮)企画掲示板
「デュエリストでも恋がしたい!」のカードバトルシステムをベースにした
キャラ持ち寄り企画の専用掲示板です。
よろしければ、ちょっとのぞいてみてくださいね。
2015年2月20日
そんなの…設定だけじゃないですか!
RPGスクール16話。珍しく連続更新です。
起承転結の承について、
今さらながら自分なりに理解した内容を書いてみました。
ご意見、ご感想、ご指摘、ご質問。
何でもいただけるとうれしいです。
2015年2月15日
このボス、ニュークリアしかしてこないの!?
RPGスクール15話。超久々の更新です。
戦闘バランスについての記事のリクエストをいただいてから、
ずいぶん時間が経ってしまった…
RPGツクールの戦闘を中心に、
楽しさを感じるときとストレスを感じるとき、
それらの応用と実現の方法を考えてみました。
ご意見、ご感想、ご指摘、ご質問。
何でもいただけるとうれしいです。
2015年2月12日
ダージュの調律
ジャンル :RPG
プレイ時間:約5時間
注力度 :ストーリー > 探索 > 育成 > 戦闘
オススメ :ゲームが好きでホラー、下ネタなども大丈夫な方に
クリアしました。
才能のない自分を好きになれない青年、ダージュの物語。
ストーリーメインのRPG…なのですが、
アクション要素を持った仕掛け盛りだくさんのダンジョン、
ギフト(ポイント)の振り分けとエクストラ(スキル)の組み合わせによるキャラカスタマイズなど、
単なるデフォルト戦闘システムのRPGに収まらない要素がたくさんあります。
面白いです。
おそらくほぼ自作されたドット絵で作り込まれた雰囲気は圧巻。
才能に溢れ、人気者の弟セインツと自分を比較しては落ち込むダージュ。
頼りはペットのイクナイテッド(スライムのようなもの)、エレジットとの絆のみ。
実家の書庫に閉じこもり内省的な日々を過ごしていたダージュは、
ゲーム中でいろいろな事件に出会い、徐々に、半ば強制的に、
現実に立ち向かっていくことになります。
自己実現や承認欲求は、ツイッターなどでもしばしば話題に上がりますが、
この物語のテーマもまさにそこにあり、とても現代的だと思いました。
シルエットのみで描かれ、エキセントリックなSEと台詞を放つモブたちも、
どことなくネットの喧騒を表しているようです。
すごく良く出来たゲームですが、僕が少し惜しいと思ったのは字が多いこと。
特に、オープニングのテロップで物語のテーマが説明されるのはもったいない。
テーマはストーリー中で自然に感じてもらえるのが理想ですし、
このゲームはそれだけのことが出来ていると思うので、
最初に書かなくても良かったんじゃないかな…と。
全体的にやや残酷な世界観で描かれており、モブキャラは下ネタや不道徳な言動が目立ちます。
そんな中、ダージュとエレジットの絆は一貫して描かれている数少ない美徳です。
ダージュが自分の世界から外に踏み出せのはエレジットの為でしたし、
最後の戦いに勝てたのもエレジットとの絆のため。
この一点でダージュ弟のセインツを超えたことになりますが、
本来は無才能者のダージュが天才の弟を超えられる道理はなく、
理由があるとすれば唯一、エレジットがいたことだと思いました。
セインツは天才であり人格者であり、実はダージュの味方でもあり、
すごく良い奴なのがわかります。
しかし、ストーリー中でダージュが避けているのと同様、
プレイヤーもあまり仲良くなりたいとは思わないかな…と。
セインツに思い入れをさせる動機づけがちょっと弱いように感じました。
そこで、勝手に少し考えたのが、
サイレンスというダージュが憧れる女性が出てくるのですが、
セインツを弟ではなく、幼なじみの女性とかにして、
サイレンスの役割も持たせてしまったらどうかなと。
昔は仲が良く、初恋の相手でもあった幼なじみの異性。
しかし無才能者で嫌われ者の自分と、天才で人気者の相手。
徐々に距離が出来るのですが、本当は相手も自分のことを思ってくれていて…
とかの方が、相手への思い入れがしやすくないかなあと。
システム面では、ギフトの入手方法がイベントをこなすことなのが面白いです。
戦闘で手に入る銀とイベントで手に入るギフトは、ダージュを強化する両輪。
戦闘と同じくらいイベントを重視していることがわかります。
ダージュの人間的な成長を描くストーリーとも絡み、
すごくメッセージ性の強いシステムだと思いました。
「こう遊んで欲しい!」というのが力強く伝わってきます。
ギフトはコレクション的な要素もあり「ドキがムネムネ」など名称も面白いので、
リストで見られると良かったなと思います。
空白の位置で、未入手のギフトがどの辺りにあるのか絞り込みやすくなりますし。
〜拍手コメント返信〜
>LEVEL9クリアしましたー
>最初の方で改造するとノインの危険が危ない的な事を言われた気がするので
>無改造でクリアしてやる!と意気込んだのですが、
>ジブリールだけは無理でした・・・
ありがとうございます。
無改造クリアは以前もご要望いただいているのですが、そういう調整にはなっていないです。
それくらいの幅を持たせられたらゲーム的には素晴らしいですが、
基本はRPGですので、レベル1初期装備クリアは普通できないのと同じとご容赦くださいm(__)m
2015年2月1日
neko_animusさんの「アニムスの封印」をクリアしました。
動物たちが人の姿で暮らす世界を舞台にした、ケモミミ恋愛マルチシナリオRPG。
パートナーを誰にするか、というだけでなく、
全体的なストーリー展開自体も分岐する奥の深い作品です。
個人的には絵柄や台詞回しなど全体的な雰囲気の懐かしさと、
人間と動物たちの関係をややシビアな現実を踏まえつつ温かく表現されていたのが、
印象に残りました。
何というか、フリゲをプレイしていて、
「この作者さん、良い人っぽいな」と思ったのは初めてかもしれませんw
ちなみに、僕は普通にプレイした結果、
ミオ(猫)ルートのバッドエンドでしたが、
そういった場合でもハッピーエンドが見られる救済策はあるので安心です。
(救済策に頼らない選択ももちろんできます)
ジャンル :RPG
プレイ時間:約6時間
注力度 :ストーリー > 戦闘 > 探索 > 育成
オススメ :動物と恋愛好きの方に
ただし、戦闘バランスは割りときつめです。
しっかりレベル上げをすれば進めますが、
敵の全体攻撃と状態異常に悩まされることは多いかも。
VectorでLEVEL 9にコメントもらっちゃいました!
Vectorでは初めてです。ヤッター!
戦闘システムについては何度か書いてますが、
すごく面白い、楽しいという出来ではないと自分でも思っています。
それでもこのシステムにしたのは2つ理由があって、
イベントと戦闘の画面切り替えをなくしてスピーディな展開にしたかったのと、
改造によって増える多彩な能力を表現したかったからです。
改造部分で楽しんでいただけたようで、良かったです。
ストーリーは目新しいかどうかは全然考えていませんでしたし、
このゲームを作ろうと思ったきっかけ自体が「最終兵器彼女」からのインスパイアですので、
弁解の余地もないです。
ですが「平気、平気。兵器だけにね!」のノインは僕のキャラとしては久々のヒットでしたし、
ストーリー展開も最終兵器彼女とはまた別の着地が出来たかなーと、
ぼちぼちの手ごたえを感じております。
ノインというキャラに、可愛いとか可哀そうとか何かしら感情移入して萌えていただけたら、
それはもうこのゲームを作った甲斐があったというものです。
トップページへ
|