[第6話]
銃は必ず発射されなければならない。
あらすじ
ヒロシはロボットになってしまった。
ロボ・ヒロシくんに発汗機能があることがわかりました。
今回は伏線に関するお話。
チェーホフの銃、皆さんはご存知でしょうか?
には以下のように載っています。
文章の技巧の一つで、「物語の最初に壁に掛けられた銃が出てきたら、発射されなければならない」ということ。
要するに、伏線はちゃんと回収しろよってことですよね。
エツコ先生は何か勘違いしてますね。
思わせぶりなことをしておいて、プレイヤー(観客)を置いてけぼりはダメよ、と。
当然だと思います。
厳しい表現をすれば、「伏線回収漏れ≒バグ」と思われても仕方ないかと。
伏線についてもう少しだけ申し上げると、
伏線を張るのは作り手の都合であることを忘れてはいけません。
プレイヤーは、それが伏線であるかどうかなんて関係ないのです。
つまり、伏線のイベントがあったとしても、
伏線のイベント自体が面白く、独立したイベントとしてきちんと成立しているのが望ましいです。
「少し半端な出来だけど、伏線だからまあ仕方ないや」
私自身よくありそうな話ですが、甘えですね。
最後に白状しますが、私はチェーホフの作品は読んだことないです。
チェーホフの銃は、何だか格好良かったので引用してしまいました。
すいません・・・orz
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